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2014.12.15
スタッフブログ
今年の漢字

安藤税理士法人の加藤です。2014年も間もなく終わりを迎えようとしていますが、今年1年間の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」が「税」に決まったことが発表されました。

今年は消費税8%の改正があったり来年10%に上がるか上がらないかの議論が活発に行われていたりと、とにかく消費税というワードを耳にする機会が特に多かった1年であったと思います。

そしてこの消費税改正に伴って、総額表示が義務付けられている現状の価格の表示に対して経過措置として税抜価格での表示が可能になっていますが、事業者の方にとっても消費者の方にとってもこの価格の表示方法が多様化したことで戸惑った方も多いのではないでしょうか。

ほんの一例ですが特例として容認されている表示方法には、

×××円(税抜)

×××円+税

などの方法で個々の商品の値札に税抜であることを明瞭に示す方法や、個々の商品は税抜価格のみで表示をして店内の目につきやすい場所に「全て税抜価格である」旨を掲示する方法があります。

要は「表示されている価格に対して消費税がどのように含まれているのかを誤解のないようにハッキリと伝えること」が求められていますので、「消費税は当店が負担します」「消費税還元セール」など、消費者に消費税を転嫁しない旨は表示が認められていないということには注意が必要です。

 

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