安藤税理士法人の山田です。
今日8月11日は、平成28年より『山の日』となり祝日になるそうです。
昨年の6月に富士山が世界遺産登録され登山者が増加傾向のようですが、
その反面、遭難者も多くなっているようです。そこで遭難した際の捜索費用について
気になったので調べてみました。
<公的機関が捜索・救助した場合>
*警察や消防団で行うため、本人や家族に請求される事はない。(税金で賄われている為)
<民間・山岳会員等が捜索・救助した場合>
*公的機関だけでは人数が足りない等で、民間のヘリをチャーターした場合は遭難者を発見・未発見に関わらず1時間で50万円程。
*捜索隊費用は1人1日3万~5万円で5人~15人で捜索することが多い。
*山岳会員が捜索する場合は宿泊費・食費と捜索に使用する物品等の消耗品も全額負担。
その他、夏山よりも冬山の方が危険を伴うため費用も高いです。
山岳保険に加入していると一部補填されます。
ちなみに、海での遭難は費用がかかりません。
民間でできる事が限られており、捜索のため、漁船・船舶を借りた場合でも必ず加入する
漁船保険・マリンレジャーボート保険により補填されるからだそうです。
休日に登山や海水浴等へ行かれる方はぜひ、気を付けて下さいね。