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2016.8.8
スタッフブログ 鬼頭
クレジットカードによる納付

こんにちは安藤税理士法人の鬼頭です。地方税では、各地方公共団体により納付できる税目、手数料などは変わりますが、インターネットによるクレジットカードでの納付ができるようになっています。国税も29年1月から(法人税、消費税など)クレジットカードでの納付ができるようになります。

現在の主な納付方法は以下のとおりです。

  1. 納付書による、金融機関または管轄の税務署での支払い
  2. 口座振替での納付(個人事業主の所得税、消費税)
  3. ダイレクト納付またはインターネットバンキングによる電子納付
  4. その他相続税などの物納など

上記に加えインターネットによるクレジットカードでの納付が可能になります(クレジットカード会社の取り扱い上、金額は1,000万円未満)。

メリットとしては、以下が挙げられます。

  1. 金融機関等へ出向く手間が省ける
  2. 納付期限から引き落としまでの期間があるため、資金繰りに余裕が生まれる。
  3. クレジットカードのポイントが溜まるなど

デメリットとしては以下が挙げられます。

  1. 手数料がかかる(詳細は決まっておりませんが、地方税と同様の取り扱いになり、東京都では税額10,000円あたり78円(消費税込み)かかっています。)
  2. 納税証明書の発行に時間がかかるなど

手数料は納付金額に比例して多くなりますが、納付期限から引き落としの日までの猶予が生まれる、クレジットカードのポイントが溜まることを考えると、資金繰りが厳しい時には、クレジットカードで支払うことも一考の余地があると思います。

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