安藤税理士法人の鬼頭です。今年も残すところ、あと1週間と少しとなりました。
総選挙は自民党の勝利で、軽減税率について、「2017年度からの導入を目指す」と
自民・公明党の合意文書に明記され、2017年4月からの消費税率10%への引き上げと同時に軽減税率が導入されることとなりました。
軽減税率とは、生活必需品である食料などは消費税の負担を軽くするというものです。
例えば、フランスの消費税の標準税率は20%ですが、
・旅客輸送、肥料、宿泊施設の利用、外食サービス等 10%
・書籍、食料品等 5.5%
・新聞、雑誌、医薬品等 2.1%
と標準税率の20%と比べ低くなっております。
生活必需品などの消費税の負担が軽くなるのは嬉しいのですが、異なる税率のものが増えると経理処理は、とても煩雑になり導入方法の行方がとても気になります。