安藤税理士法人の土屋です。旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。本年もより一層尽力してまいりますので、昨年同様のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
今年の干支は酉です。酉は特に商売繁盛の縁起物でもあるようで、皆様のますますの繁栄をお祈り申し上げます。
さて、「ドラえもん」のエピソードに『税金鳥(ぜいきんとり)』というものがあります。
税金鳥はドラえもんのひみつ道具の1つで、鳥の形をしたロボットです。お小遣いをたんまりもらうスネ夫を見て不平等を嘆くのび太のために、ドラえもんが出した道具です。
税金鳥は、その名の通り税金を徴収するためのロボットで、登録した人間のお小遣いから一定の税金を取り立てます。1,000円未満は1割、10,000円未満は3割、それ以上は7割という累進課税です。
このエピソードでは、のび太が皆の利益になるように税金を使おうとしたり、それが次第に私的な用途へ傾いていったり、ジャイアンやスネ夫が悪知恵で税金逃れをしたりする様子が描かれます。税金の本来の意義と現実の問題点をわかりやすく描いた、よくできた話だと思います。
日本の税金・税制は、日本で暮らす全ての人に例外なく関係します。そんな「税」に関して、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。