こんにちは安藤税理士法人の鬼頭です。チェックデジットをご存知でしょうか?
チェックデジットとは、検査用数字のことです。桁数が多い数字などの入力間違いをチェックするものです。
バーコード、電子掲示板のIP管理、学校の学籍番号、金融機関の口座番号、クレジットカード、マイナンバーなど様々な数字に使われています。
マイナンバーは、12個の数字で構成されているのですが、下1桁目の数字がチェックデジットになります。上の11桁の番号を下の算式に当てはめると下一桁の数字になります。
<総務省令 第五条 令第八条ので定める算式>
11―((n=1(シグマ)11(Pn×Qn))を11で除した余り)
ただし、(n=1(シグマ)11(Pn×Qn))を11で除した余り≦1の場合は、0とする。
算式の符号
Pn 個人番号を構成する検査用数字以外の十一桁の番号の最下位の桁を1桁目としたときのn桁目の数字
Qn 1≦n≦6のとき n+1 7≦n≦11のとき n―5
28年分から申告書類などにマイナンバーを記載する必要がありますので、会計ソフトにマイナンバーを入力するのですが、その際に数字が間違っていると 『間違っています』 と画面に注意文が出るので不思議に思ったのですが、チェックデジットが使用されているためと知ったときは、すごく納得しました。